ちば古民家再生日誌
築後100年程経った民家の再生工事の様子をお伝えしています。
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内外装下地(8月31日)
2005年09月22日 (木) 18:39 | 編集
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台風で少し落ちてしまった既存の外壁もきれいに撤去しました。

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今回場所を移設することとなった玄関の土台です。

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改修前の広縁は、和室との段差が13センチもありましたが、今回は段差をなし、とするため、既存の床板は撤去。

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今回新しく入れた梁です。
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台風後(8月26日)
2005年09月20日 (火) 20:02 | 編集
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25日(昨日)は千葉に台風11号が上陸しました。上陸地点の東側となった鴨川あたりへの影響は大変大きいものだったそうです。

千葉の事務所から鴨川へ行く道すがらも、川が氾濫していたり、小規模の土砂崩れをしていたり。。。

はらはらしつつ朝イチ現場に着くと、被害を抑えるため、棟梁が外壁にベニヤを貼って応戦してありました。
その甲斐あって土壁が一部落ちるくらいの被害ですんでいます。

台風一過の晴天に、大屋根が美しい。

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内部。補強の柱・梁を入れました。
天井下地も組まれ、電気設備工事も順々に入っています。

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北側の壁は間取りが変わる為、一部の構造材を残してほとんどを撤去。
柱・梁に補強を入れました。
また、浴室になる部分にはコンクリートの基礎を立ち上げました。

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これから玄関になる部分の新たに立ち上げた基礎です。
構造見学会開催(9月17日)
2005年09月17日 (土) 20:39 | 編集
建て主さんのご協力もあり、工事途中の見学会を開催しました。
構造見学会(8/17)

遠方にもかかわらず、四街道、木更津から古民家に興味のある方が参加されました。うれしいことです。

床下の高さ、構造材の大きさなどに驚かれた様子。
完成見学会もぜひ参加したいとのこと。
興味深く観ていただけたようで良かった。
下屋ひさし解体 いよいよ内装工事(8月19日)
2005年09月17日 (土) 20:31 | 編集
房総の民家といえば、ゆったりとしたかやぶき屋根に深い下屋の庇、ですが、夏に適したこの下屋の庇が冬の日差しを遮ることで、冬場大変寒いというのが建て主さんの悩みどころでした。

今回の工事ではこの下屋を撤去し、玄関位置を変えます。
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ユンボでガガガ。

内装工事。
床の下地が張られました。
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本来土間であった部分はどうしても天井が低くなるため、床を下げてあります。

それによって全体にバリアフリーとはできませんでしたが、段差をなるべくゆるやかにし、要所要所に手摺を設けました。
屋根全景 内部解体ほぼ終了(8月10日)
2005年09月15日 (木) 14:32 | 編集
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どーんと張り終わりました。屋根ガルバリウム。すっきりしていて美しい。
ちなみに軒裏はまだボードを張っていないので、かやが見えています。↓
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内部解体はほぼ終了。
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これから補強&外装&内装にとりかかります。
屋根ほぼ完了、内部解体中(8月7日)
2005年09月15日 (木) 14:02 | 編集
内部解体中です。
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柱や梁の主要な構造部は残して、間取りの変更のある部分は北側の壁を一部撤去しました。壁に断熱材を施工し、構造補強をしていきます。
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一方屋根はきれいにはりあがりました。
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これで雨が降っても大丈夫。
基礎と床組み
2005年09月14日 (水) 13:12 | 編集
<基礎と床組み>
 基礎は現地でとれる砂岩系の石を平角に加工して並べ、それに柱を直接建てています。石の天端はGLから5センチ上がり。これで柱の根元がほとんど腐っていない。
 材は地元産の杉。これは強いものです。土台は廻っておらず太い松丸太の大引きがあるだけです。松の大引きは数箇所虫喰いでやられていました。
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 これで関東大震災も経験しながら100年耐えてきたのですから本当に感心させられます。

 床下換気口は格子状の杉板張り、表側は無双式で、冬場は閉じられるようになっていました。床下の状態がいいのは開放的で風通しがいいからでしょう。表側は格子を復旧、その他は単に開けて置くだけにしました。
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 近頃の新築住宅は鼠一匹入らないように閉鎖することを考えるとほとんど無防備です。予算がないので構造補強は基本的に行わず、柱根元に根がらみを施すのみとしました。
屋根工事-ルーフィング(8月4日)
2005年09月13日 (火) 19:29 | 編集
元あった波板鉄板をはがし、合板を敷き、その上にルーフィング(屋根防水シート 緑色のもの)をはります。
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施工中の様子。
屋根と小屋組
2005年09月10日 (土) 18:15 | 編集
<屋根と小屋組>
 小屋組は単純なサス構造です。芯が地廻りの梁から微妙にずれており、勾配も正確にはとれません。既存矩計は大体の検討で描きました。

 屋根は茅葺に波板鉄板葺き。波板は30年前に施したとのこと。
状態は悪くなく、そのまま塗装直しするだけでも十分いけそうに思いましたが、Kさんのたっての希望で張り替えることにしました。
 小屋裏からの観察では茅や竹の垂木はしっかりしているようにみえました。多少腐っていても崩れていなければ断熱材代わりになると割り切ってそのままにしました。
 鉄板裏は高熱になるので雨水の侵入さえなければ虫喰いや腐朽はありません。野地板を張ってガルバリウム鋼板横葺きとしました。
現場調査
2005年09月10日 (土) 18:06 | 編集
<現場調査>
現地調査は間取りの採取、床下と小屋裏にもぐっての確認、柱の倒れ、鴨居の水平など調べていきました。

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不慣れなため要領を得ず一度にはできなかったので、打ち合わせにいく度に少しずつ不明な点を補足していきました。
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屋根工事と内部解体(7月29日)
2005年09月10日 (土) 17:58 | 編集
屋根の鉄板葺き替え工事に平行して、屋内の解体にも入りました。

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↑波板鉄板を剥がした屋根。萱は多少傷んでいたけれど大丈夫。

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内部解体の途中。
今回はメインである和室を残してあとはすっかり変えてしまいます。

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鉄板の取替え。
鉄板を外した状態で雨でカヤが濡れてはいけないので、天気予報を十分に確認して屋根の工事は施工されました。
改修前の状態その2
2005年09月08日 (木) 16:51 | 編集
設計の前に基礎や小屋裏の構造部分がしっかりしているか調査します。

まずは床下
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石の上に柱が直接立っている形。

床が高く、通気が良いので地盤面もほぼ乾燥しています。
構造材も水廻りの一部を除いてしっかりしています。

小屋裏(天井裏)です。
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小屋裏は埃と暗闇との戦いなのです。


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梁と屋根の鉄板の下のカヤの状態を確認。


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一部の梁に損傷を発見!工事中に補修します。


暗闇の中、懐中電灯を頼りに梁の上を慎重に動きます。
天井板に乗るところもあり、時折アクロバティックな動きも要求されつつ。。。

一部の梁を除いて、ひどい損傷は見られませんでした。
梁は松材。柱は杉材です。
天井裏から降りて、柱、梁が傾いていないか、測量機で測り、確認しました。
多少北側にかたむきがあるようでしたが、問題ない程度でした。

さすが築100年の関東大震災を経験した家。基本的がしっかりしているのです。

工事足場の取り付け(7月23日)
2005年09月08日 (木) 16:36 | 編集
いよいよ工事着工。

足場をかけ、まず屋根の鉄板の取換え工事から始まる。
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工事が始まったのは梅雨明けして間もない頃。
お盆前に屋根の鉄板を取り替える予定で工事着工。
改修前の状態その1
2005年09月07日 (水) 18:50 | 編集
ゆるやかでオーソドックスな房総の民家の形。

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改修前外観その1
完全南向き。
昔養蚕をしていた小屋裏があるため、屋根が非常に大きく立派。

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改修前外観その2
瓦葺きの下屋庇が深く、冬は内部へ日が入りにくい。

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広縁の畳の和室をぐるり囲む広縁。

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